最近、うちのばあちゃんはかなり痴呆が進んできています。
訳の分からない事を口ずさんだり、少し前の事を忘れてしまいます。
そして、古い記憶が時々よみがえるのか、昔の学生時代の話などをしてきます。
この前、病院で入院している時に、自分が病室にいる事が分からないのか、
「このホテルにももういたくないから、明日は自宅に帰るよ」
みたいな事を言ってきたり、
「明日は早起きしないと! 遅刻すると女学校の先生に怒られるから」
とか言ったりします。
イチイチそこで否定したり、ちゃんと説明しようとしても困惑するだけなので
「分かった分かった 早起きしようね」
とその場を濁す事としています。
すると、翌日は前日執着していた事を全く言ってこなかったりします。
あとは、最近の事を覚えていないのか、退院し久しぶりに祖父や父に会うと、
「何でそんなに老けているんだ」
と言っています。
恐らく、昔の若かった頃の記憶が違い、その記憶との違いに驚いているものと思われます。
ただ、まだ私達家族の事はしっかりと覚えていたりと、完全に痴呆が進んでいる訳ではないので、出来るだけ痴呆の進みを遅らせる様に、日々頭を刺激していこうかなと思っています。
2016年07月18日
痴呆が進んだばあちゃん
posted by デルタ at 21:34| ばあちゃん